中学生や高校生の皆さんは、学校の授業のノートをどのように取っていますか?
多くの人は先生が黒板に書いたことをそのまま写すと答えます。中には先生の書いたことを写して、先生が大事と言ったところに赤ペンを引くと答える人もいます。
そしてノートがキレイに取れたら、それだけで満足してしまう中学生や高校生もいます。
しかしそれではいけません。
ノートを取ることの目的は、キレイに取ることではありません。
この記事では正しいノートの取り方を説明していきます。
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【実践編】成績アップに欠かせない!勉強ができる生徒の授業ノートの取り方
ノートの取り方:勉強が出来ない人
まずは勉強が出来ない、テストで高得点が取れない中学生や高校生に共通しているノートの取り方を紹介します。
少しでも当てはまっていたら要注意です!
色ペンを使いすぎている
見た目を意識しすぎるあまり、多くの色を使おうとする中学生や高校生がいます。
見た目をキレイにしたいという気持ちは分かります。ノートを見直しときに汚いよりはキレイな方がいいですよね。
しかし色の使い過ぎは逆効果になります!
色ペンは他と区別するために使います。しかし色がたくさんありすぎると目移りしてしまい、結局どれが重要なことなのか分からなくなってしまいます。
また色を使いすぎると視覚的な疲れが出てしまい、勉強に悪影響を及ぼします。
そのため、色の使い過ぎは良くありません。
ノートをキレイに取ろうとして、無駄に時間をかけすぎる
ノートはキレイに、丁寧な字で書くことに越したことはありません。キレイな方が後で見た時に見やすくていいですよね。
しかしノートをキレイに取ろうとする意識が強すぎて、ノートを取ることにかなりの時間をかける人がいますが、それは良くありません。
ノートはあくまでも勉強するためのツールに過ぎません。したがってそこに時間をかけすぎるよりは、問題を解く時間など実践に時間を使った方が効率的です。
またノートをキレイに取ることに時間をかけると、ノートをキレイに取ったことに満足してしまい、その後の勉強をしなくなります。
ノートを取ることが目的化されてしまい、本来の目的である勉強が出来なくなってしまいます。
ノートの隅から隅までぎっしり書かれている
ノートの隅から隅までぎっしりと文字や図が書いてあるノートの取り方も良くありません。
一見情報量が多いから良いのではないかと思ってしまいますが、情報量が多い分、どこが重要なのか、どこをどのように覚えればいいのか分からなくなってしまいます。
良いノートにするためには、適度な余白が必要となります。
後から見た時に、何が書いてあるのか分からない
そして最後に紹介するのがノートを見た時に何が大事なのか分からないということです。
私の生徒にその日の夜に学校で使ったノートを見直すように言うと、何が書いてあるのか分からない、この問題はどうやって解いたのか覚えていないという答えが返って来ます。
それは字が汚くて読めないという場合もありますが、多くの場合は何も考えずにただ写していただけのため、内容につながりが無いのでよくわからないという場合です。
せっかく1回の授業に約50分も眠たい授業を受けて、眠い目をこすりながら写したノートなのに、後から見たときに何が書いてあるのか分からなかったら、意味が無いです。
ノートの取り方:勉強が出来る人
それではここから勉強が出来る人のノートの取り方を紹介していきます。
勉強が出来るようになりたい、また成績を上げたいという人はぜひ実践してください。
色ペンは多くても3色
ノートを取る際には、適度に色を使いましょう。
真っ黒なノートだと、その中でも特に重要なところがどこなのか分からなくなってしまいます。
どこが重要なのか一目で見分けるためにも、適度に色を使いましょう。
多くの人はベースの色は黒だと思うので、重要なところは赤ペンか青ペンを使いましょう。
しかしただやみくもに赤ペンと青ペンを使っても意味がありません。しっかりと赤ペンを使うときと青ペンを使うときを使い分けましょう。
私は今でも赤ペンと青ペンを使っていますが、今まで知らなかった新しい言葉や事柄については赤ペン、ある事柄の理由についての箇所は青ペンを使っています。
これでノートを見た時に一瞬で重要なところが分かり、かつどう重要なのかも分かるようになります。
ノートの両脇にスペースを空けて有効的に活用する
これは私が現役の時には実践してなかったのですが、ぜひ実践して欲しいノートの使い方です。
それはノートの両脇にスペースを空けるということです。
なぜスペースを空けるかというと、ノートを取っていたり先生の説明を聞いているとき、必ずしも100%理解出来るということはありません。
必ずどこか分からない部分が出てきます。その分からないと思った箇所を、脇の空いたスペースに書いておくのです。
そして授業が終わった後に先生にそのことを聞きにいきます。
そうすることにより、さらに授業の理解度が高まります。
さらに授業後に先生に質問に行くことによって、授業への意欲・関心をアピールすることが出来、成績の向上にもつながります。
理解度も高まって、成績も上がるという一石二鳥のノートの取り方です。
アピカの余白ノートを使う
上記で勉強の出来る人のノートの取り方を紹介しました。
その中でも特に重要視して欲しいのは、ノートの両脇に余白部分を使って、その余白を有効活用するということです。
もちろん普通のノートで両脇にスペースを作っても良いのですが、ここではアピカの余白ノートを紹介します。
アピカ 余白つきノート セミB5 青 GB33BN
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アピカの余白ノート
見た目は一見普通のノートです。
他のノートと何が違うのかというと、中を見てみると一目瞭然です。
アピカの余白ノートの見開きは上の画像のようになっています。
左のページの左端、また右のページの右端が完全に余白になっています。
この余白を有効的に活用するのです!
余白に気になることや質問したいことを書く
まずこの余白の使い道の一つは、授業中に気になったことや質問したいことを書きます。
授業中に先生が黒板に書いた内容をノートに写している時、必ずしも100%理解していることはないことがほとんどです。
必ずどこかしら気になったり、分からなかったりする箇所が出てきます。
その気になったり分からなかった内容を、ノートの両端の余白部分に書いておくのです!
そして授業が終わった後に、その部分を先生に聞きに行くのです。
そうすることで、分からなかったところを授業後すぐに解決出来ることにより、授業の理解度の向上に繋がります。
後から見直した時に、自分の分からなかったところがすぐに分かる
テスト勉強をする際には、ワークで問題を特だけではなく、授業中に取ったノートを見ることも必要になります。
テスト勉強をする際において重要なことは、自分の分からなかったところを克服することです。
ヒトは自分の得意なことは何回でも繰り返すのに、自分の苦手なことは取り組もうとしません。
そのため、勉強においても得意な科目は勉強するけど、苦手な科目は勉強しないという中学生や高校生が多いです。
それと同じでノートを取ることにおいても、分かっているところは何回も見直して完璧にするけど、分からないところは放置してそのままにする中学生や高校生が多いのです。
その結果、その放置した部分の点数は取れず、テストでは高得点が期待出来ません。
それを克服するために、余白部分に自分のその時不透明だったことを書いてこくことによって、後で勉強するときにそこを復讐できるという事になります。
先生へ見せた時に、勉強をしているアピールになる
学校ではたまにノートの提出が求められます。
学校の先生はその提出された一人一人のノートをチェックして、サインを書くかはんこを押します。
小学校の教師をしている私の友人によると、先生は何人も同じようなノートを見ているので、正直だんだん飽きてきて、また字が汚い生徒のノートは見る気がしないようです。
その時にみんなと違ったノートがあったら、先生の記憶にも残り、勉強を頑張っているというアピールになります。
またノート提出だけではなく、授業後に先生に質問に行くことにより、授業への関心があると思われ、先生の評価も上がり、成績の向上にもつながります。
ノートの取り方 まとめ
学校の授業や塾の授業で板書をする際には、アピカの余白ノートを使いましょう。
アピカの余白ノートはノートを見やすくするためだけでなく、授業の理解度の向上にもつながります。
また後で見直す際には、自分の気になったところや分からなかったところが一目で分かり、勉強時間の短縮にもなります。
アピカのノートやルーズリーフは一般的な文房具売場やホームセンターなどに売っていて、価格も一般的なのですぐに手に入ると思います。
勉強できる人に近づくために、一度すぐにでも実践してみてください。
アピカ 余白つきノート セミB5 青 GB33BN
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▼【関連記事】H29.4.29公開▼
【実践編】成績アップに欠かせない!勉強ができる生徒の授業ノートの取り方
コメント
参考になりました!ありがとうございます
勉強ものすごくできましたが
ノートはあまりとらない
教科書に書いてないことだけ書く
手を動かすより教師の声に集中する
でした
なので 今時のノート評価とか あほくさ と思っています
勉強なんて やり方は人それぞれ もっと文科省もわかるべきです
いまどき黒板スマホで写真とって 話しに集中し 後で見返せばいいだけですからね。
凄く参考になりました!!余白ノート買いました!
記事をご覧いただきありがとうございます!
私も余白ノートを使っていますが、オススメです。
整理をしながらノートを取れると良いですね。