【web面接対策】LINEビデオ通話で最終面接に向けweb面接対策を行いました

【web面接対策】LINEビデオ通話で最終面接に向けweb面接対策を行いました就活

コロナウイルスが蔓延している影響で、就活の選考では対面面接ではなくskypeやzoomを使ってオンラインのweb面接を行う企業が増えています。

対面面接はバイトの面接などで経験したことがある方が多いと思いますが、web面接をしたことがある方はそこまで多くないと思います。

 

先日ある就活生の方のweb面接の対策をさせていただく機会がありました。

この記事ではweb面接の対策の内容、また面接の際に意識してほしいことをまとめましたので、今後面接を控えている就活生の方は参考にしてください。

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【web面接対策】LINEビデオ通話で最終面接に向けweb面接対策を行いました

今回web面接対策をした就活生の方

出身大学:関西の大学で関関同立クラス

志望業界:人材、教育、ホテル、ブライダル

今回のweb面接対策:4月末にある教育業の最終面接

入社後の仕事内容:学習塾の運営管理者、教室長

※以下、Aさんとします。

web面接の環境

使用ツール:LINEのビデオ通話

場所:お互いの部屋

 

web面接を経験されたことのある方は多くないと思いますが、カメラが固定されていること就活生の声がしっかりと聞こえること周囲が静かなことはマストです。

Aさんはこの点についてはクリアされてました。顔も声も認識することができ、騒音なども一切なく環境は言うこと無しでした。

 

web面接の内容

ではここからweb面接を行った内容について触れていきたいと思います。

※就活生の方を特定されないために、アバウトに表現しているところが多くなっています。また実際に話した全てではなく、特に触れたいところだけ説明させていただきます。

 

自己紹介

まずAさんに自己紹介をお願いしたところ、名前→出身大学→強みとエピソードの流れで説明をされました。言いたいことがコンパクトにまとまっていて、聞き手としては分かりやすかったです。

 

補足するのであれば、もう少しパーソナルな情報を言っても良いかもしれません。

 

例えば自己紹介に出身地趣味を入れても良いですね。

出身地や趣味を入れることによって、もし面接官が就活生の出身地にゆかりがあった場合、また同じ趣味だった場合は就活生に対して親しみが出てきます。

その結果、その後の面接が和やかに進む可能性があります。

 

逆にこの部分に触れずにいきなり強みや学生時代のエピソードについて話すと、ビジネスライクな考えの面接官であれば良いのですが、人間性を重視する面接官だと「いきなり話が進むな・・・」と感じられる可能性もあります。

 

どちらが正解ということではないので、面接官の雰囲気から判断出来ると良いですね。

 

自己PR

自己PRでは強みと弱みについて話をしてくれました。

強みは「コミュニケーション能力が高いこと」、弱みは「言葉の引き出しが少ない、ボキャブラリーが少なく、人に説明しても分かってもらえないことがある」ことでした。

 

強みであるコミュニケーション能力が高いことについては社会人には必須のスキルで、話をしていればコミュニケーションが得意なのは分かりました。

一方の弱みについては、少し突っ込んで話をさせてもらいました。この弱みが悪いという話ではなく、入社後の仕事に影響するのではないかと気になったからです。

 

この会社に入社してする仕事は、学習塾に通ってくる生徒や講師を管理してマネジメントして教室を運営する仕事になります。塾によっては教室長と呼ばれる仕事です。

 

教室長は講師をマネジメントするだけではなく、通っている生徒と話をしたり保護者の方と話をする場面もあります。

それを考えたときに、ボキャブラリが少ないのは確かに仕事をしていく上での弱みになると思います。

 

しかしだからといって選考に受からないのではなく、その弱みをどう克服していくかを語れることが出来れば大丈夫です。

Aさんが答えてくれたのは、入社までに新聞やニュースをしっかりとチェックするということでしたが、それも一つです。

他には生徒と会話するために子どもたちの間ではやっているゲームやアニメなどについて詳しくなるという方法もあります。

 

このような形で自分の弱みについて、今後どう克服していくかを語れることができれば弱みを持っていても決してマイナスに捉えられることはありません。

 

業界の志望理由、会社の志望理由

次にAさんに業界の志望理由と会社の志望理由を尋ねたところ、「人と関わることが好き。人がやったほうがいい仕事をしたい。」という回答でした。

そして会社の志望理由については、「経営理念に共感し、人として成長できる。」という回答でした。

 

業界の志望理由、会社への志望理由のどちらも言っている内容については問題ないのですが、業界・会社に対する熱い思いが少し伝わってこないなと感じました。

人と関わることが好きなので教育業界を志望するのは分かるのですが、会社に所属するのであればだいたい人と接することになるのでどの業界でも良いのではないかと感じてしまいます。

一般の方と関わるのであればサービス業に絞れますが、では数あるサービス業の中でもなぜ教育業なのかを論理的に説明することが求められます。

 

Aさんの場合は、大学のゼミでカンボジアに渡航して現地の子ども達に日本語を教えることをされていたので、その経験と教育業を結び付けられれば説得力がある話になる可能性はあります。

 

また会社の志望理由として会社の理念に共感するのは大事です。さらに心に響かすためには、これまでの自分自身の経験と会社の経営理念とマッチするエピソードがあれば良いです。

 

逆質問

最後に逆質問があるか尋ねたところ、「創業者の想いやエピソードがあれば教えていただきたい」という内容でした。

もちろん私は答えられないので逆質問の内容を確認するだけに留まりましたが、この逆質問は良い面もそうでない面もあります。

 

「会社の想いや設立の経緯を知りたいくらいこの会社のことを考えてくれているんだな。」と捉えられればプラスです。

しかし今の時代ネットで調べれば出てくる情報も多々あり、面接官によっては「そんなことも調べてないのか。」と思われる可能性もあります。

 

またもし面接官が社長や取締役などの役職であれば答えられるかもしれませんが、中にはこの質問に答えられない場合もあります。もし面接官がこの質問に答えられない場合、この逆質問はここで終わってしまいます。

面接官が社長であったり、比較的若い会社であれば従業員でも会社設立のエピソードを知っていることが多いので問題ないですが、歴史のある会社や規模が大きい会社の場合は創業エピソードを知らない面接官の可能性も高いので注意しましょう。

 

まとめ

今回はweb面接を30〜40分行い、その後30分アドバイスをさせていただきました。

カメラ越しではありますが、表情も声のトーンも良かったので、これまでの選考に受かってきたことは納得できました。

話をさせてもらって、コミュニケーション能力が高いことは分かったので、業界研究と他社比較を深く行い、その結果を業界と会社の志望理由に関連付ければ合格は近づくと思います。

引き続きAさんには頑張って欲しいと思います。

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