【実践編】成績アップに欠かせない!勉強ができる生徒の授業ノートの取り方

【実践編】成績アップに欠かせない!勉強ができる生徒の授業ノートの取り方勉強コラム

以前、ノートの取り方のコツの記事をアップしたところ、中学生や高校生の現役生からのアクセスが増えてきています。

http://good-education.jp/note-torikata
現役生だけではなくお子様の親御さんからのアクセスも増えています。

 

そこでこの記事ではノートのとり方の実践編と称して、実際のノートの取り方を説明していきます。

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勉強ができない人のノートの取り方

まずは勉強ができない人のノートの取り方を紹介します。

 

ただ黒板を写しているだけのノート

まずは下の画像をご覧ください。

 

【実践編】成績アップに欠かせない!勉強ができる生徒の授業ノートの取り方 悪い例

勉強ができない生徒のノートの取り方

 

これは勉強ができない人のノートの取り方です。

勉強ができない人のノートの取り方は、ご覧の通り、ただ黒板を写しただけのノートです。

ただノートを写すだけだと、勉強ではなくただの作業になってしまいます。

 

「勉強」は「作業」ではありません。理解することです。

ノートを写すことは勉強ではなく、ただの作業です。

言ってしまえば日本語がわからない外国人ですら、日本の学校の授業のノートを写すこと、つまり作業はできます。

 

大切なのは黒板の内容を写すときに、考えながら写すことです。

少し表現を変えると、後にノートを見返したときに、その問題の解き方や考え方がわからないといけません。

しかし多くの生徒は自分のノートを見ても、その問題の解き方や考え方がわかりません。

 

これではノートを取る意味がありません。

これはただ物事をノートに写しているだけであって勉強ではありません。

 

勉強ができる人のノートの取り方

ここまで勉強ができない人のノートの取り方を説明してきました。

それではここから勉強ができる生徒のノートの取り方を説明していきます。

 

ノートの両端に余白を取って、分からなかったことや質問を書いておく

勉強ができる生徒は、下記の画像のようにノートを取ります。

【実践編】成績アップに欠かせない!勉強ができる生徒の授業ノートの取り方 良い例

勉強ができる生徒のノートの取り方

 

問題や計算内容はすべて同じです。

どこが違うのかというと、ご覧の通りノートの左端です。

 

勉強ができる人のノートの取り方は、ノートの両端に余白を取ります。

ノートを見開いて、左のページには左端に余白を取り、右のページでは右端に余白を取ります。

 

しかしノートの両端に余白を取ることが大事なのではありません。

大事なのはここからです。

その両端に取った余白に、授業を聞いててよくわからなかったことや気になったことを書いておくのです。

 

そして授業が終わったら、授業中に余白に書いたことを先生に質問に行くのです!

授業後に先生に質問に行くことで、授業に対する興味・意欲・関心をアピールすることができます。

授業に対する興味・意欲・関心とは、よく成績表や通知表の各科目の一番上にある項目です。

 

授業後に先生に質問に行くことにより、授業の理解度も高まり、さらに授業に対する興味・意欲・関心をアピールできるという一石二鳥の効果があります。

 

さらにもう一つこのノートの取り方にはメリットがあります。

テスト前などノートを見直すときに、

自分はここが分からなかったのか!

この問題ではここが大事なんだ!

ということがすぐに気づくことができ、覚えようと意識することができます。

 

せっかく大切なことを書いていても、埋もれていては意味がありません。

余白部分に書き出すことにより、大事なことが一瞬で目に入り、より印象に残るので記憶にも残りやすくなるのです。

 

家に帰って復習をするときに分からないことを書き出す

以前この方法を生徒に話したときに、生徒はこう答えました。

 

「黒板の内容を移すのに必死で、内容について考えている時間がない。」

 

確かに!!

思い返せば私も現役の中学生や高校生のときは同じだったかもしれません。

 

授業中、黒板に書かれた内容を写してその内容について自分なりに考えていると、授業は次から次へと進んでしまいます。

その結果、まだ黒板を写していないのに消されてしまうこともあります。

 

そこで板書が大変で考える余裕がないという生徒は次の方法を実践してください。

 

それは家に帰って授業のノートを見直し、少しでも「んっ?」と思ったことは余白に書き出しましょう!

その書き出した内容について、自分で解決できるのであればそれはそれでいいですし、もし自分で解決できなかった場合は翌日に担当の先生に聞きに行きましょう。

授業の翌日に先生に聞きに行くことで、ちゃんと復習をしているというアピールにつながります。

 

まとめ

この記事では勉強ができる生徒のノートの取り方の実践編と称して、実際にどうやってノートを取ればいいのか説明してきました。

決して難しいことをする訳ではありません。

ノートの両端に余白を取り、そこに大事なことや分からなかったことを書くだけでいいのです。

 

そして分からなかったことは学校の担当の先生に聞きに行きましょう!

先生に聞きに行くことで学習の理解度が高まり、さらに先生に興味・意欲・関心をアピールすることができます!

 

勉強ができるようになり、さらには成績も上がるノートの取り方です。

ぜひ明日から実践してみましょう!

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