よくこのブログをご覧の親御さんや中学生や高校生の方から英語の勉強法の問い合わせが多くあります。
問い合わせをいただく方に申していますが、人によって性格や英語力や異なるので、一概にこの勉強法がいいとは言えません。
しかしある程度までの英語を向上させる方法はあります!
この記事では英語の正しい勉強法を伝授します!
学校の英語の授業の現状
日本は先進国として経済も発展し、学習の環境も整っています。
それなのに海外の他の国に比べて英語力はかなり劣っています。
世界基準で行われているTOEICのスコアを国別で比較すると、バングラデシュ、インド、カナダと続く中、日本は40位にランクインしています。
その理由は学校の英語教育が全てです。
もちろん学校によって授業の内容が異なりますが、多くの学校は
教科書の本文のリスニング
↓
進出単語の確認
↓
生徒を指名して本文の訳をさせる
このような授業スタイルを取っています。
これではいつまで経っても英語は上達しません。
最近では小学生から英語を始めていますが、おそらくそこまで英語力に変わりはないです。
むしろ英語ができる子供とできない子供の両極端になるでしょう。
正しい英語の勉強法を伝授!
それではこれから正しい英語の勉強法を伝授します!
これは実際に私も実践し、また多くの生徒に実践させ英語の点数を伸ばしてきた勉強法です。
すでに英語の力がある人にはあまり向きませんので、特に英語が苦手な中学生や高校生に向いている勉強法です。
本文を目で追いながらリスニング
まずはリスニングです!
これは学校で実践している方法と同じです。
英語の音声を流し、本文を目で追いながら英語を聞きましょう。
できれば2回以上は聞くようにしましょう。
このときに発音の分からない単語には、単語の上にカタカナでいいので英語の読み方を書いておきましょう。
音声を追いかけるようにして発音するシャドウイング
リスニングが終われば、次はシャドウイングです!
このシャドウイングが英語の勉強ではとても重要になります。
そもそもシャドウイングとは・・・
音声を聞きながら、その音声を追いかけるようにして発音をすることです。
このシャドウイングは学校で実践しているところは殆どありません。
なぜシャドウイングが大切なのかというと、英語を聞きながら勉強することはとても効率がいいからです!
例えば次の単語を読めますか?
・sword
・virus
・women
これらはいずれも中学生の教科書で出てくる単語です。
つまり多くの方が一度は目にしたことのある単語です。
しかしおそらく多くの方は間違った読み方をすると思います。
正しい読み方はこちらです。
・sword [sˈɔɚd]
意味は剣です。発音をあえてカタカナにするなら「ソード」です。
・virus [vάɪrəs]
意味はウイルス。発音をカタカタにすると「ヴァイアラス」
・women [wímɪn]
意味は女性たち。発音は「ウィミン」です
これらは普段から発音をしていないと絶対に読むことができません。
swordをスヲード、virusをヴィルス、womenをウーメンと発音した方が多いのではないでしょうか。
別に読むときは発音は関係ないからいいじゃないかと思われるかもしれません。
確かにリーディングだけに限ればそうかもしれません。
しかし英語のリスニングやスピーキングが絡むとそういうわけにはいきません。
しっかりと正しい発音で英語を話す必要があります。
リスニングに関してはvirusをヴィルスだと思っているところに「ヴァイアラス」と来たら
??
何だこの単語は??
となります。
普段からしっかりと正しい発音をすることは英語の勉強にとってとても大事なことなのです。
読み書きに加えてリスニングの勉強もでき、とても効率のいい勉強をすることができます。
単語の意味や文の構造など内容を細かく見る
英語の勉強でリスニングとシャドウイングで50%くらい占めます。
次の大事なのは本文の内容を細かく見ていくことです。
具体的に言うと、意味が分からなかった単語、知らない熟語、文の構造などを細かく細かくみていきます。
特に大事なのは文の構造です!
英語の試験問題には必ずと言っていいほど長文読解があります。
長文読解は時間との勝負です。
長文読解で大事なのはいかにスピーディに読むかということ!
ではどうしたらスピーディに読めるかというと、英文を見て一瞬で文の構造を把握することです!
英文を見て一瞬で S(主語)、V(動詞)、O(目的語)を見分けます。
これだけでも長文読解のスピードがかなり変わってきます!
リスニング、シャドウイングが終わったら本文を細かく見て、文の構造を見分けましょう。
最後にもう一度リスニング・シャドウイング
ここまで終われば最後にもう一度リスニングとシャドウイングを繰り返します。
最低でも1回ずつ、もし不十分な場合は2回以上繰り返してください。
この勉強法を毎日繰り返していれば自ずと英語への抵抗がなくなり英語ができるようになります。
この中でも特に大事なのはリスニングとシャドウイングです!
英語をしっかりと聞いて、しっかりと正しい発音をすることを心がけましょう!
英語勉強のオススメ教材
ここまで記事を読んでいただいた方はお分かりになると思いますが、英語勉強に必要なものは英語の本文と英語音声。
つまりかんたんな長文英語にCDが付いている教材がオススメ!
※最近では教材を買ってネットから音源をダウンロードするものもあります。
けっして英語本文のみの教材は選ばないでください!
下記ではオススメの英語教材を紹介します。
※オススメ教材は随時追加していく予定です。
Z会の速読英単語
このブログで何回か紹介しているZ会の速単。
やはりこの教材が一番のオススメです!
適度な長さの英語の本文があり、進出単語の説明もあります。
別売りですがCDもあって、音源も確保できます。
・中学生版
・高校ー入門編
・高校ー必修編
・高校ー上級編
中学生から大学受験まで対応しているので、自分のレベルに合わせて勉強することができます。
英語の教材で迷ったら、まずはZ会の速単をオススメします!
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まとめ
この記事では英語が苦手な中学生や高校生向けの英語の勉強法を紹介しました。
英語の勉強で大事なことは英語をしっかりと聞くこと、そして英語をしっかりと発音することです!
そのためにCDなどで音源を確保して、しっかりと英語を聞きながら勉強をしましょう!
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