大学に進学するべきか、専門学校に進学するべきか、それとも高卒で就職か

大学に進学するべきか、専門学校に進学するべきか、それとも高卒で就職か

子どもの進路はどうするか

子どもの親なら誰もが気になる子どもの進路。不景気な今だからこそさらに子どもの進路を気にされる方が増えていると思います。最近増えているニートや無職にもなる可能性は十分にあります。

そんな最近の景気を鑑みると、子どもの進路を心配することはとても大事だと思います。

進路にもいろいろありますが、下記ではミュージシャンやスポーツ選手などの夢を追う場合を除いた進路について考えたいと思います。

 

  • 大学に進学する
  • 専門学校に進学する
  • 高卒で就職する

 

大学に進学する

まずは大学に進学する場合のメリットとデメリットを見ていきます。

大学進学のメリット

  • 専門知識が身に付く
  • 大卒という学歴がつく
  • バイトやサークルなどの付き合いで社会を学べる
  • 一生涯の友人が出来る
  • 比較的時間があるので、自由なことに時間を使える
  • 高卒や専門学校卒に比べて、一般的な会社へ入社しやすい

大学進学のデメリット

  • 授業費がかかる
  • 一人暮らしをする場合、家賃や生活費がいる
  • 高卒で働く人に比べて、結婚時期が遅くなる
  • 大学に行かず、遊んで暮らす学生もいる

子どもの進路のうちの一つが大学進学です。

高校で勉強したことをベースにして短大では2年間、大学では4年間さらに勉強します。

昨今は大学の数が増える一方で子どもの数は減少しています。従って大学全入時代とも言われるように、選ばなければ大学には入れます。

大学では法律経済文学英語医学など勉強する分野は様々です。

1・2年生で基礎を学習し、3・4年生でゼミに所属し専門分野にさらに磨きをかけていきます。そして大学を卒業してから社会に飛び出す進路になります。

学問の面では専門知識を身につけることができ、その専門知識をもって社会でも活躍するという大きなメリットがあります。

また学問だけではなく大学の友人やサークルの友人、アルバイト先での友人など大学時代に知り合う友人とはその後も長く関係が続くことが多いです。

その他にも語学留学など社会人になったら出来ないであろうことを大学時代にはすることが出来ます。

被災地へのボランティア、海外青年協力隊、ワーホリなどはその人の一生の財産になることは間違いありません。

 

もちろん学校である以上、学費という費用はかかります。私立大学の場合だと1年間でおよそ100万円の学費がかかります。経済的な負担はかなり大きいです。

最近は奨学金を返すことが出来ない若者が増えているというニュースもよく耳にします。

しかし本人の大学での過ごし方によっては、金額以上のものを得ることが出来ます。そして大学で得たことはその後の人生においても大いに役立ちます。

また高卒や専門卒業に比べると学歴は高くなります。最近では学歴はそこまで重要視されることは少なくなりましたが、もちろん学歴があるに越したことはありません。いい大学ほど有利な道を選べることになります。

専門学校に進学する

専門学校進学のメリット

  • 一般の人には身に付かない専門スキルが身に付く
  • 専門スキルを活かした仕事ができる
  • 専門学校は2年制のところが多く、大学より早く社会に出れる

専門学校進学のデメリット

  • 大卒よりは学歴が劣る
  • 2年制はかなりタイトなスケジュールになる
  • 大卒に比べると社会に出てからの給料が低い

2つ目の進路は専門学校に進学することです。今や大学進学に次ぐ人気となった専門学校進学。学校の数もここ最近でかなり増えています。

専門学校では主に技術系やデザイン系などかなり専門的に的を絞ったことを学習します

そして卒業後も専門的な仕事をする進路をとるのがこの専門学校です。一番身近な例で言うと美容師さんです。美容師さんは専門学校で美容師としてのスキルを身につけ、専門学校を卒業後、各美容室で働きます。

専門学校卒業の場合は即戦力になるということもあり、会社に入るとすぐに現場で働ける場合が多いです。また既に実力が備わっているので、会社によってはそれに見合った給料を出してくれるところもあります。

しかし大学に比べると学歴の面では劣りますので、もしその道で生きていくことができなくなった場合、他の道に進むことが難しいのがデメリットです。

高卒で就職する

高卒で就職のメリット

  • 早く社会に飛び込める
  • 正社員として会社から給料をもらえる
  • 結婚時期が早い

高卒で就職のデメリット

  • 大卒や専門卒に比べ学歴が劣る
  • 大卒や専門卒に比べ初任給が低い

大学や専門学校に進学せずに、高校を卒業した18歳で社会にでる進路です。学校に通わなくなるため、大学進学や専門進学より費用はかかりません。むしろ働くので本人の稼ぎになります。経済的には一番いい進路だと思います。

しかし高卒の場合は初任給が大卒などに比べると低くなります。また昇給もそこまで大幅ではないので、長い目で見ると生涯賃金はそこまで高くはなりません。

さらに高卒の場合は大学や専門に通っていないため能力の差も出て来ます。そのため出来る仕事が限られてくるというデメリットが生じてきます。

昔とは違う働き方

今と昔とでは働き方や会社における社員の立場も変わってきています。それだけ働き方も増えてきたということです。

なくなった年功序列

昔は殆どの企業では年功序列だったと聞いています。

年齢を重ねれば重ねるほど会社での地位も高くなり、それに伴い給料も高くなっていきます。そのため一度勤めた会社にずっと所属するというのが昔の働き方でした。

しかしそんな年功序列の時代は終わり、今は実力主義の時代になっています。

実力主義とはその名の通り、仕事での実力を評価されることであり、歳を重ねれば地位や給料が上がることが確約されていません。

また実力主義の社会であるため、仮に東京大学卒業という最高の学歴が合ったとしても、結果を残せなかったり将来の見込みが無いと解雇されます。

今は大手企業しかない終身雇用

これも今はほとんどありませんが、昔は一度勤めた会社に定年までずっと勤めるという終身雇用制を取っていた会社が多かったです。しかし今はその制度もかなり減ってきています。

むしろ今は転職の時代になっています。せっかく就職活動で汗水たらして入社できた会社も、3年を目安に退社する人が増えています。これは良いのか悪いのか判断は出来かねますが、時代はそういう流れになっています。

既にアメリカは転職の時代になっているので、日本もこれに習っているのかは不明です。

教育法も変わってきているゆとり世代

これは誰もがその変化に感じているかもしれない身近なことです。ゆとり世代はゆとりをもって育てられた、またそういう環境になった世代のことです。

私も一番驚くことは先輩にため口で話す人がいるということです。今となってはまだ許せるかもしれませんが、昔だとこっぴどく叱られたことでしょう。

こんな時代だからこそどの進路も尊重する

今の社会に出てからの働き方というのは、昔とはかなり違った環境になっています。そのため昔とは違った進路をとっても私はいいと思っています。昔の考え方はと言うと、良い高校に入って、いい大学に入って、いい会社に就職して、定年までずっとそこに勤める。これが昔の考え方だったでしょう。

しかし今はこれが変わってきています。どこの大学に入るのも自由だし、どこの会社に就職するのも自由ですし、どこに転職するかも自由です。

結論:どの進路もメリット・デメリットはある

以上、長々と述べてきましたが結局どの進路が一番いいのかと言うと、答えは出せません。

どの進路にもメリットはありますし、その反面デメリットもあります。

あとは子どもの意思が一番重要になってくると思います。

個人的な意見としては大学進学が長い目で見て一番いいとは思います。

大学で様々なことを勉強し、大学卒業後の進路の選択肢を増やすことをオススメします。

それぞれの進路のメリットとデメリットを考慮して、また子どもの意思を尊重して進路をきめましょう。