この記事では悪い答え合わせと良い答え合わせを画像で紹介しながら、いい答え合わせの説明をします。
※一番の答え合わせの方法が分かりやすい数学で説明をしていきます。
答え合わせはとても大事な勉強
勉強において答え合わせは、とても大事です!
せっかく頑張ってワークの問題を解いても、答え合わせが出来なければ回答が正しいかどうかも分かりません。
最悪の場合、間違っているのにそのまま放置する生徒もよくいます。
自分の回答が正しいのかどうか確認するためにも、答え合わせはとても大事な作業です。
答え合わせこそ勉強なのです!
答え合わせをしないと成績は良くならない
中学生や高校生の中には、ワークの問題を解くだけ解いてそのままにする生徒がいます。
それはスポーツで例えると、ひたすら我流で練習して全くうまくならないという場合です。
スポーツでも上手くなろうと思ったら先輩や監督に指導してもらったり、自分で本を読んで技を盗もうとします。
答え合わせをしないということは、先輩や監督からアドバイスをもらわず、また本などを読んで勉強などしない、つまりいつまで経っても勉強出来るようにはなりません。
ただ答えを写せばいいという訳ではない
学校の定期テスト前や長期休暇後にはワークやノートの提出を求められることがあります。
その際、ただ丸付けをしたり答えを写したりする生徒がよくいます。
確かに提出するために丸付けをすることは大事ですが、ただ作業的に丸付けをしたり答えを写すことは全く意味がありません。
そんなことをしてもただの時間の無駄です。
悪い答え合わせとは
それではこれから悪い答え合わせと良い答え合わせを紹介します。
まずは悪い答え合わせからです。
①答えだけ写す
まず悪い答え合わせとして、問題を解かずに答えだけ写すという場合です。
これは答え合わせの中でも最も意味のない答え合わせです。
ただ作業的に答えだけ写しても全く意味はありませんし、決して賢くはなりません。
下の答え合わせも同じで、多くの生徒が下の答え合わせをしています。
確かに自分の答えの上に正しい答えを書くのは良いことですが、これだと何故その答えになるのかが分かりません。
これも全く意味のない行為です。
②自分の計算にバツをして、答えを写す
次に良くない答え合わせとして、自分の計算にバツをして答えを写す場合です。
これも先程の答え合わせと同じで良くありません。
確かに自分の計算が間違っているとひと目で分かる部分はOKです。
しかしそれだけでは間違えた部分のどこが間違って、どうするのが正解だったのか分かりません。
これらの答え合わせをしている場合は要注意です!
良い答え合わせとは
それではここから良い答え合わせを紹介します。
ぜひこれからの答え合わせに活かしてください。
①途中計算と答えを写す
もし問題の途中計算や考え方が分からなかった場合、答えだけ写すのではなくちゃんと途中計算や考え方も書きましょう!
基本的にワークや教科書は次に見たときに解き方が分かるように書き込みをするべきです。
その都度ワークの問題と答えを見比べていたら、効率の悪い勉強になってしまい、勉強時間も無駄に増えてしまいます。
勉強の効率を良くするためにも、ワークや教科書には途中計算や考え方を書くようにしましょう。
②自分の計算の間違った箇所にチェックを付け、正しい途中計算と答えを写す
次に正しい答え合わせは、自分の計算の間違っている箇所に赤線などでチェックをし、正しい答えや考え方を書きます。
生徒の中には、自分の途中計算や答えが間違っていたら消しゴムで消してその上から赤ペンで答えを写す生徒がいます。
これは絶対にやってはいけない行為です。
以前「数学が苦手な中学生や高校生は必見!計算ミスをなくすたった2つのコツ」でも記事にしましたが、私は勉強はボールペンですべきだと思っています。
シャーペンで勉強するとどうしても消してしまう生徒が多いので、自分がどこで間違えたのかが分からなくなってしまいます。
しっかりと自分の答えを残して、どこが違うのかチェックをつけた上で正しい答えも書くようにしましょう。
正しい答え合わせをするメリット
ここまで悪い答え合わせと良い答え合わせを紹介してきました。
おそらく多くの人が悪い答え合わせをしていると思います。
それではなぜ正しい答え合わせをする必要があるのか、正しい答え合わせをするメリットを説明します。
正しい解き方を理解できる
正しい答え合わせをするメリットの一つとして、まずは正しい解き方を理解できることがあげられます。
答え合わせのときにはワークなどの解答を見ると思いますが、解答を見ても正直良く分からないときがあります。
またただ答えや解き方を見るだけでは理解できない事がほとんどです。
このとき、ただ見ているだけでは理解できないことも、自分で文字や数字として書き写すと理解できることがあります。
もちろんそれでも分からないこともあるので、そのときは学校の先生に質問に行くべきです。
次ワークやノートを見たときに分かりやすい
先程も少し説明しましたが、ワークやノートは次見たときに解き方が分かって説明できるノートにしなければいけません。
ノートを見て解き方や考え方が分からなければ、それはノートやワークの意味を成していません。
またノートに解き方や考え方を書くことで、解答を見直す必要がなくなり時間短縮にもなります。
ただでさえ勉強が嫌いな生徒が多いのに、さらに勉強時間が増えるなんて酷すぎます。
良い答え合わせをして少しでも時間短縮をするほうが、勉強のやる気にも繋がります。
先生への印象アップ
正しい答え合わせをするメリットの最後に、先生への印象アップがあります。
塾講師や家庭教師をしたことがある方は分かると思いますが、悪い答え合わせと良い答え合わせを見比べたときに、答えだけ写しているワークを見ると生徒を叱る気すら失せます。
逆に自分の考え方の間違っている箇所を赤ペンで直している生徒のワークを見ると、頑張っているなと思い教えたくなるのです。
これは生徒への印象に大きく関わってきて、良い答え合わせをしているとその生徒への印象はとても良くなります。
その結果、テストの結果だけではなく過程も評価してくれる学校であれば、通知表の成績向上にも繋がります。
※ほとんどの学校の場合、テスト結果での成績評価が多いのであくまでも加点評価になります。
まとめ
この記事では悪い答え合わせと良い答え合わせを画像を使って紹介しました。
多くの生徒が悪い答え合わせをしていると思います。
実際に今まで多くの生徒を見てきましたが、およそ9割は悪い答え合わせをしています。
この記事でご紹介した丸付けは決して難しいことではありません。
成績を上げるためにも、先生への印象をアップさせるためにも、ぜひ良い答え合わせを実践してください。
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