皆さんは「ドラゴン桜」というドラマをご存知でしょうか。
ドラゴン桜は2005年からTBSで放送されていた受験ドラマになります。
しかも一般的な受験ドラマではありません。
あの日本の最高峰の大学である東京大学の受験ドラマになります。
この記事ではドラゴン桜の紹介をします。
東大受験なんて夢のまた夢
みなさんもご存知だと思いますが、日本の大学のトップは東大こと東京大学です。
偏差値70以上あり世界にも名を知られている大学です。
(2015年発表の世界の大学ランキングでは東大は世界43位です。)
勉強をしている学生であれば、一度は東大に行けるかなと思うかもしれません。
そんな日本トップの大学である東大を受験するなんて出来るのか。
そして無事に合格することは出来るのか。
受けるだけなら誰でも受けることは出来ます。
しかし東大の場合はセンター試験である程度点を取らないと、東大を受験することが出来ないので、まずはセンター試験で点を取る必要があります。
そんな日本の大学の頂点に君臨する東大に偏差値30の高校生が受けるのが今日紹介するドラマです。
東大受験ドラマ「ドラゴン桜」
そのドラマこそが「ドラゴン桜」です。
ご存知の方もいらっしゃると思います。
元々は2003年から2007年まで、講談社の漫画雑誌『モーニング』にて連載されていて、TBSで2005年から放送されていた東大受験ドラマです。
2009年には韓国でリメイクされてドラマが放送されたくらい人気の東大受験ドラマです。
今となっては数少なくなった勉強・受験ドラマです。
下記はネタバレにもなるので、もしこれから内容を知らないまま見たいという方は飛ばしてください。
ドラゴン桜のあらすじ
簡単なあらすじを紹介します。
主演は阿部寛が演じる元暴走族弁護士・桜木 建二がバカ学校と言われている龍山高校の経営立て直しを図る際に、入学生を増やす目的で「現役東大合格」を実現する物語です。
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桜木 建二 | 井野真々子 |
それを支える副担任の存在の長谷川京子が演じる井野 真々子、実際に東大受験をする6人の生徒である矢島 勇介(山下智久)、水野 直美(長澤まさみ)、奥野 一郎(中尾明慶)、緒方 英喜(小池徹平)、香坂 よしの(新垣結衣)、小林 麻紀(サエコ)。
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矢島 勇介 | 水野 直美 |
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奥野 一郎 | 香坂 よしの |
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緒方 英喜 | 小林 麻紀 |
そして彼らに勉強を徹底的に教えこむ特別講師たちがいます。
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柳 鉄之介 | 阿院 修太郎 | 芥山 龍三郎 | 川口 洋 |
生徒たちは最初は嫌々東大受験を目指し紆余曲折を経ながら、徐々に勉強に目覚めていくのです。
東大受験までの道のり
彼らは特別講師たちのその独特な指導方法で、今までとは見違えるくらい勉強していきます。
しかし特別講師の先生たちが教えてくれるとはいえ、偏差値30の高校3年生がいきなり賢くなるわけはありません。
確かにかなりの時間を勉強に費やしていましたが、すぐには結果は出ませんでした。
高校3年生の秋に受けた東大模試では1人はD判定(合格可能性20%)、あとの5人はE判定(合格可能性5%)でした。
テレビ取材も受けていた彼らはプライドをズタズタにされ恥までかかされ、彼らは一度勉強を放棄します。
しかし桜木のあまりにも巧みな言葉により、また勉強するようになります。
東大受験の結果
いよいよ、高校3年の冬。
彼らは1人を除いて東大に受験します。
水野明美は母が倒れたため看護にあたり、東大の2次試験を受けることが出来ませんでした。
そして結果は6人中3人合格です。
偏差値30のお世辞とも賢いとは言えない高校から3人もの現役東大合格生が出たのです!
ただでされ1つの高校から東大生が3人も出るのは難しいことなのに、偏差値30の高校から現役で3人も東大合格生が誕生したのです。
現実でこれが起これば世間的にもかなりのビッグニュースになりますよね。
果たして現実的かどうか
では果たしてこれが現実に起こるのかどうか。
決して無理ではないと思います。
しかし可能性はかなり低いと思います。
1年で偏差値を40近くあげるのはかなりの困難を極めます。
それこそビリギャルではありませんが、既に勉強の素質を持っていた人については可能性はあります。
実際、高校3年生の夏の時点で偏差値が50ない生徒でも、現役に東大に受かるということは十分にありえます。
しかし全く今まで全く勉強していなかった生徒がいきなり勉強し始めて、1年で東大に合格するというのはかなり可能性は低いです。
それこそ劇的な出会いだとか、とても高い目標が出来る必要があります。
いい刺激剤になる
このドラマが現実的に起こるかどうかは別として、これはいい刺激剤にはなると思います。
何よりストーリー自体は面白いです。
特に今まであまり勉強に力を注いでなかった生徒には新鮮だと思います。
桜木の言葉には妙に説得力があり、あれが自分の先生だったらついて行きたくなります。
そして何よりこのドラマの名言「バカとブスこそ東大へ行け」
今学校でこんな事言ったら問題になりそうですね笑。
最初これを聞くとちょっとイラッとすると思います。
でもそこを桜木はうまく言いくるめるのです。
バカは騙されてうまく使われる。
賢い奴は自分の都合のいいようにルールを作る。
ではうまく使われる方がいいのか、それとも使うほうがいいのか。
自分に不利なルールを作られるか、それとも自分に有利なルールを作る方になるのか。
もし私が同じ立場なら、後者を選びますね。
やはり全部指示されて動くより、自分の考えを持ちながら動くほうがいいではないでしょうか。
それ以外にも自分にも出来るのではないかと思うような場面が多々あります。
勉強しても成績が上がらない、勉強したいけどモチベーションが上がらない。
そんな子どもにはぜひ見てほしい作品です。
ドラゴン桜で実践されたユニークな勉強法
このドラマでは勉強法がたくさん紹介されます。
その中には使えるものもありますし、ちょっと現実的にはどうかなと言うのもあります。
ダンスをしながら英語を覚える
例えば、英語のダンスをしながら使って覚える。
体を使いながら覚えるというのは確かに効果的ですが、それがダンスである必要があるかどうかは謎です。
また英語は覚えようとするのではなく、使って自然に覚えるという点は私も賛成するところです。
他の記事でも書きましたが、言語は使って覚えましょう。
![](https://good-education.jp/wp-content/uploads/2015/03/68b1535ea2bf2185acb7b7a82d58834e_m-e1463274003433.jpg)
問題を見たあと、すぐに解答を確認する
他には数学の問題と答えをすぐに確認すること。
この勉強方法にも私は賛成です。
基本的に勉強の多くは覚えていることが前提です。
覚えていることをいかに応用して使うことが出来るかが大学受験では問われます。
卓球のラリーのように、問題が来たら瞬時に打ち返す事ができるよう、聞かれたらすぐに答えるというのが理想です。
ドラゴン桜での数学の勉強法はまず歩き回って発音しながら公式を覚えます。
そして実践では問題を見て、すぐに答えを確認していきます。
この時の答えというのは最終的な答えではありません。
解き方や考え方のことです。
問題を見て一瞬で考え方を考えて、答えを見てその考え方の確認をする。
これがドラマでは実践されており、私もこの勉強法は有効だと思います。
勉強法はあくまでも参考に
他にもドラマでは様々な勉強法が紹介されています。
勉強法は子どもによって相性もあるので、ドラマで紹介されている勉強法はあくまでも参考程度にしてください。
もし自分にも、または自分の子どもにも出来そうだなと思うものはぜひ実践してみてください。
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