待望の出川イングリッシュ第4段です。その行き先はアメリカのワシントン。
今回は今までのニューヨーク編、ロンドン編、サンフランシスコ編に比べて難易度が高くなっています。
このブログでは出川さんの英語でのはじめてのおつかいワシントン編を3つの記事に分けて紹介していきます。
破壊力抜群の出川イングリッシュ
出川イングリッシュはお笑い芸人の出川哲朗さんが使用する独特な英語のことです。出川さんは一般的な英語の恥じらいなんか気にせず、魂で英語を伝えようとします。
その結果、知っている単語をつなげ合わせたら面白い表現になります。
これまでにもニューヨーク編、ロンドン編、サンフランシスコ編があり、このブログでも取り上げてきました。
これまでに出川イングリッシュの放送やこの記事をご覧の方はお分かりだと思いますが、出川さんの英語の表現は学校の試験だとすると20点くらいです。
単語もあやふやだし、文法や語順もぐちゃぐちゃ、そして何より英語と日本語が混ざっているのです。
しかしそれでも出川さんの英語は伝わるのです。知らない単語や表現があっても、違う表現をしてなんとか伝えようとします。
これが出川イングリッシュの凄いところです。
はじめてのおつかい第4段 スタート
それでははじめてのおつかいワシントン編のスタートです。
最初のミッションは「国立航空宇宙博物館に行き、宇宙食を食べろ!」という内容です。
皆さんなら国立航空宇宙博物館をどのように表現しますか?また宇宙食をどのように表現しますか?
正しい表現はコチラ↓
国立航空宇宙博物館は「National Air and Space Museum」です。ここまでの正式名称を知らなくても、おそらく現地ではSpace Museumで伝わりますね。
宇宙食はそのままで「Space Food」です。
果たしてこれらを出川さんはどう表現するのでしょうか?もちろん出川さんはこれらの英語は知りません。
出川さんの凄いところは物怖じすることなく、誰にでもすんなりと話しかけることができます。この日もいきなり男性このように質問しました。
出川さんはいきなり「宇宙=アース」だという致命的な勘違いをしています。もちろん「アース=地球」です。
この男性には残念ながら伝えたい事が伝わらずに終わりました。
そんなことは気にせずに早くも次の人に質問します。
次の男性にも先程と同じように「ドゥユーノー アースフード?」と質問します。もちろん男性は??となります。そこで出川さんが「アースフード アースフード」と繰り返していると、ふと自分に問いかけます。
なんとか宇宙のことを表現したい出川さんは空を指差しながらアースアースと言います。
すると男性は「Like the sky?(空のような?)」と聞き返してきます。ちょっと宇宙に近づいた出川さんは、このskyを使って次のように言いました。
他の日本人では表現のできないような驚異的な表現の仕方ですねw
もっともっとskyって言ってるのに、最後にearthって言われたら、聞いてる方もきっと訳わかりませんよね。
案の定この男性も分からないようです。しかしこの男性はとても親切な方でした。
これを聞いた出川さんも諦めずに英語で伝えようとします。スカイを一旦おいておいて、再びアースフードと言います。すると男性は・・・
この男性はなんとか出川さんが言いたいとしていることを分かってあげたいようです。この男性も様々な表現をしてくれます。「Like to take out?」を聞いた出川さんは・・・
??日本人でも理解不能です。果たして何を伝えたかったのでしょうw
このままでは埒が明かないと思った出川さんはこれまでとは違う角度から切り込むことにします。
ここでまさかのE.T.登場です!でも確かに良い方向に向かいそうです。
ここから出川さんは私たちは人間、じゃあE.T.は?という質問をしたかったのでしょう。出川さんが「E.T.は何人?」を英語にすると・・・
E.T.はホワァッツマン?www
日本人にも伝わらない出川イングリッシュです。
この男性にも伝わっていませんが、この男性も根気強く出川さんと会話してくれます。そして念願のこの単語にたどり着きます!
出川さんも「宇宙=スペース」だということに気づきました!
しかし「宇宙=スペース」となると、先程までアースはなんだろうと思った出川さんは・・・
アースすらナースになってしまっていますww
しかしこれでようやく「宇宙食=スペースフード」だと分かったのですが、残念ながらこの男性は宇宙食のことを知りませんでした。
そこでこの男性とはおさらばして別の家族に話しかけます。
するとあっさり宇宙博物館のことがわかりました。
子どもにここからの行き方を教えてもらい、その方向に向かいます。20分歩いて無事に目的地である国立航空宇宙博物館につきました。
施設内の物販エリアにはちゃんと置いてありました、宇宙食。いくつか買って施設の外に出て、宇宙食を食べた出川さんの一言・・・
味は微妙だったそうですw
まとめ
出川イングリッシュのワシントン編その①はいかがでしたか?
出川イングリッシュの破壊力は健在ですね。何言ってるのか分からないという表現もいくつかありましたがw
しかし全然知らない単語でも、心で伝えようとすれば伝わることがわかります。日本人はどうしても知らない単語があるとそこで諦めてしまったり、英語で話すことを躊躇してしまいます。
しかし日本に来ている外国人を見てください。彼らは全然日本語を喋れなくても、tempuraやFujiyamaのように日本語で知っている単語があると「I can speak Japanese a little.」と言います。
日本人はそのあたりは完璧主義になってしまい、英語が話せる=英語がペラペラという先入観があります。そんな先入観は取っ払ってしまって、出川さんみたいにどんどん英語を使えばいいと思います。
出川イングリッシュ ワシントン編はその2、その3と続きますので乞うご期待ください!
>>その2,その3へ続く
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