ビリギャルの指導で有名!坪田信貴さんのタイプ別による9つの勉強法

坪田信貴勉強コラム

本日は2014年7月7日に放送された「ジャネーノ!?」にて、あのビリギャルで有名になった坪田塾の塾長である坪田信貴さんが出演し、そこでタイプ別による勉強法を紹介します。

9つのタイプ別による勉強法をご紹介しますので、お子様がどのタイプに当てはまるのか考えながらご覧ください。

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心理学を活用したモチベーションコントロール

坪田さんは心理学を応用して、生徒のモチベーションを上げ勉強をやる気にさせるそうです。

坪田さんがどうやって心理学を勉強したのか、またどの大学に行っていたのかなどの経歴は非公開だそうですが、実際にビリギャルこと小林さやかさんの実績があるので、実力は確かだと思います。

心理学による子どものモチベーションを上げることは確かに可能です。

私も大学で心理学を少し勉強しましたが、私の場合はモチベーションを上げる心理学というよりは記憶などのメカニズムに関する心理学を学んだので、坪田さんの心理学とは少し違います。

坪田信貴さんのブログ
意思あるところに道は開ける(http://ameblo.jp/tsubota-nobutaka/)

タイプ別による9つの勉強法

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それではこれから子どもの性格やタイプによって異なる、適した勉強法を見ていきます。

ぜひお子様のタイプがどれにあてはまるのか、またどのようにモチベーションを引き出せば良いのかご確認ください。

①常に完璧を追い求める!完璧主義者タイプ

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【特徴】無断欠勤、遅刻などありえない。段取りが得意。
【指導ポイント】
・段取りや計画が上手くいかないと悩んでしまう
・計算ミスを気にして検算しすぎる傾向あり。
・全体の時間配分を意識させる
・目標を達成させようとしちゃダメ
・「上手くいかないことが当り前」と事前に伝える。

友達に必ず1人はいる完璧主義者タイプです。

常に完璧を追い求めるが故に、問題を解く際には必ず問題を完璧に理解した上で次に進みます。

そのため、問題の正答率は高くなります。

しかし一つのことに時間をかけすぎるという弱みがあります。

一つのことに完璧を求めることに加え、時間を意識することを徹底しましょう。

②人のために行動する!献身家タイプ

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【特徴】ダメな異性に何度もダマされやすい
【指導ポイント】
・自分より他人の為の方が勉強が捗る傾向あり
・「勉強してくれてありがとう」と感謝するとモチベーションUP
・自分勝手なことをさせる。
・人に尽くすが溜め込むのも多い
・感謝してもらえないとストレスになって爆発する事も→いちいちちゃんと感謝する事が大事

人のために行動することが好きな献身家タイプです。

自分のためというよりは、人のために勉強します。例えば自分がとても稼いで親を楽にさせてあげようという考えをもつのが、この献身家タイプです。

そのため常に人のために勉強していると意識させることがポイントです。

勉強に対して褒めることを徹底しましょう。

③最後までやり遂げる!達成者タイプ

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【特徴】ありのままの自分を見せるのが苦手で背伸びしてしまう
【指導ポイント】
・時間内に終わらせる事にこだわり、勉強がおろそかになる傾向あり
・じっくり取り組ませる勉強法が成績UPに

この達成者タイプの子どもは質よりスピードにこだわります。

確かに勉強はスピードも大事ですが、スピードを意識しすぎるあまり、正確性に欠けてしまうことが良くあります。

そのため、このタイプの子どもはスピードは常に意識しているので、それに加え正確性を意識するように指導しましょう。

④真の自分を見て欲しい!芸術家タイプ

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【特徴】ロマンチスト。一番人気は買わず、他人とは違うものを買いたがる。
基本的に自分の価値観、世界観を持ち、その価値観や世界観の中で、好きか嫌いかで判断する
【指導ポイント】
・とにかく人と同じ事が嫌い
・集団授業の塾より家庭教師のほうが成績UP
・絶対に説得してはだめ

他の人とは違うことがしたいという芸術家タイプ

本人の持っている価値観が強いため、少し指導が難しいタイプです。

決して本人の価値観を否定すること無く、そこにいかに勉強に対する価値観を持たせてあげるかで勉強の質が変わってきます。

⑤気になることはとにかく調べたい!研究者タイプ

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【特徴】オタク系の方に多く、人を仕切るのが苦手
【指導ポイント】
・気になりだすとテストに出ない部分まで勉強してしまう
・一人で勉強させないようにする

調べることにとても長けている研究者タイプ

成績が伸びる可能性を一番持っているタイプで、自分で調べる能力は既に身に付いています。

しかし一つのことにのめり込んでしまいがちです。数学が得意だったら、ひたすら数学を極めるのが研究者タイプ。

出来るだけ多くの事柄に触れるように指導することがポイントです。

⑥継続は力なり!堅実家タイプ

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【特徴】コツコツ積み上げていくのが得意
【指導ポイント】
・大きな目標を立てるとやる気を失う傾向あり
・短期的な計画を立ててあげると効率UP

勉強の成績が伸びやすいのが、この堅実家タイプです。

勉強はいかに継続してするかがポイントです。

このタイプの子どもは長い目標を立ててもやる気にはあまり影響しませんが、短い目標を立てるとそこに向かってひたすら努力します。

志望校に合格するという目標より、次のテストで90点を取るというような比較的近い目標を設定しましょう。

⑦とにかくやってみる!楽天家タイプ

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【特徴】他人の悩みを長時間聞くことが出来ない
【指導ポイント】
・とにかくノリ重視
・好奇心旺盛でとにかく何でもガンガンやるので、わざわざ褒めなくても自分で気持ち良くなってやる
・薄めの問題集がオススメ
・次々に問題集が終わるとモチベーションUP
・失敗したら褒める、成功したら褒めない

結果は分からないけど、とにかく一回やってみるタイプがこの楽天家タイプ

とにかくやってみて、ダメだったら辞めるので、適正がすぐにはっきりと分かります。

とにかく褒めてポジティブに接することが指導ポイントです。

⑧白黒をはっきり付ける!統率者タイプ

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【特徴】姉御・兄貴肌で自分を頼ってほしい
【指導ポイント】
・秘密にしない
・指導者側が頼るくらいがちょうど良い
・白黒はっきりつけたがる傾向あり
・今日中に課題を終わらせれば「勝ち」or「負け」など、勉強を勝負に置き換えさせると効率UP

白黒をはっきりつけたがるのが統率者タイプ

負けず嫌いの子どもはこのタイプが多いです。

次のテストで80点以上を取れば子どもの勝ち、取れなければ負けというような勝ち負けを意識させるとやる気アップします。

また賭け事ではないですが、友達とのテストの点数勝負などしてもモチベーションは上がります。

⑨いつでもマイペース!調停者タイプ

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【特徴】研究者タイプと真逆で人をまとめるのが得意
【指導ポイント】
・マイペースで目標達成の意識が低い傾向あり
・目標達成が気持ち良いというイメージを植えつける

指導が一番難しいのがこの調停者タイプです。

一度勉強にベクトルが向けばとことん勉強をするのですが、それ以外のことに注意が向かうと、なかなか勉強をするようにはなりません。

また注意散漫になるタイプが多いので、いかに集中させるかがポイントです。

[adchord]

「やれば出来る」ではなく「やれば伸びる」

私たち大人は子どもについ言ってしまいます。

「お前はやれば出来る」

私はこの言葉が悪いとは思いません。特に何かを達成した後にこの言葉を与えるのは、子どもにとっても自信に繋がると思います。

 

しかし坪田さんは決してこの言葉を使わないそうです。

やれば出来ると言われて実際にやってみた結果、もしダメだった場合、子どもはやってもダメだったと思い、ますます勉強をしなくなるという考えです。

そこで坪田さんは「やれば出来る」ではなく「やれば伸びる」と考えています。

下記、HRナビでの坪田さんのインタビューを抜粋して紹介します。

仮に僕が「やればできる。人間には無限の可能性がある」と言って、NBAの選手を目指したとします。「そんなのやっぱり無理だ!」ってなるはずなんですよね(笑)。「○○できる」という成功をゴールとして目指しているから、ゴールに至れず、到底成功できない=無理だという判断が生まれてしまう。いわばこれも慢心の1つの形なんです。

現実的にどれだけ練習しても、どれだけ良いコーチをつけても僕はNBAの選手にはなれないでしょう。だけど、3年間やれば滅茶苦茶バスケが上手くなっているはずです。だから「やればできる」じゃなくて、「やれば伸びる」なんです。

引用元:HRナビ 「やればできる」が可能性を潰す?ビリギャル著者流・やる気にさせる指導法とはhttp://hrnabi.com/2016/03/07/10536/

まとめ

この記事では子どものタイプ別による勉強の指導法を紹介してきました。

あなたのお子様はどのタイプに当てはまりますか?

同じ言葉をかけるときにも、タイプ別によって子どもの捉え方は異なります。ある言葉をかけてやる気が上がる子どもがいれば、逆にやる気が下がってしまう子どももいます。

子どもがどのタイプの性格なのかを把握し、お子様に合ったモチベーションの上げ方を把握しましょう。

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