この記事ではテスト勉強のスケジュール管理について説明していきます。
よくテスト1週間前になったら部活も禁止になり、いわゆるテスト勉強が始まります。
この1週間で生徒たちは必死に勉強しテストに備えます。
しかし常識的に考えて、たった1週間でテスト範囲を完璧にするなんて無理です。
またよく前日の一夜漬けという言葉を耳にしますが、これは最悪の行為ですね。
たった1日だけ勉強したとしても決して身につきませんし、テストが終わったらすぐに忘れてしまいます。
せっかく勉強したのに忘れてしまう・・・もったいなくないですか?
テスト勉強ではしっかりと計画を立てて勉強を勧めていくことが大事です。
そこでこの記事ではテスト1週間前のスケジュールについて説明していきます。
そもそもテスト勉強って何??
よく「テスト勉強」と言われますが、そもそもテスト勉強とは何でしょうか。
なぜ普段も勉強しているはずなのに、テスト勉強をしなければいけないのでしょうか。
それは明らかですね。ほとんどの生徒が普段は勉強をしていないので、いきなりテストをしてもほとんどの生徒が思うような点数を取れないからですね。
普段から勉強していれば別にテスト勉強なんて必要ありません。
いつからテスト勉強をする?
一般的にテスト1週間前になったらテスト勉強をしなければならないと認識されています。
テスト1週間前になると部活も休みにする学校が多く、また授業もテスト範囲まで終わっているから自習になったり、またはテスト範囲まで終わらないのでテスト範囲を縮小したりする動きが出てきます。
テスト1週間前までは部活が忙しかったり、またはテストの意識を持てないため、勉強をしない生徒がほとんどです。
よってほとんどの中学生や高校生はテストの1週間前から勉強をし始めます。
テスト勉強の理想
しかしたった1週間でテスト勉強が出来ますか??
よく考えてみてください。
1学期の中間テストの場合、5月の中旬から下旬にかけて行われることが多いです。
仮に5月下旬に中間テストが行われるとすれば、4月から約2ヶ月弱の内容がテスト範囲になります。
つまりテスト勉強がテスト1週間前からだとすると、生徒たちは2ヶ月弱の内容を1週間で勉強しなければいけません。
よほど効率のいい勉強をする生徒でない限り、2ヶ月弱の内容を1週間で終わらすなんて無理です。
これは勉強だけではなく部活でも同じです。
大事な試合の1週間前だけ必死に練習をしますか?
違いますよね。大事な試合に向けて何週間も前から練習を重ねますよね。
普段の勉強はテスト勉強であり、遅くともテスト1週間前までにはテスト範囲を一通り終わらせるということを生徒に徹底させています。
そしてテスト1週間前は分からないところを一つずつ潰していく期間です。
1週間前のスケジュールを立てる
それではここから実際のテスト勉強に向けたスケジュール組の説明をしていきます。
下記では主要な5科目に絞って説明をしていきます。
テスト1週間前からの勉強スケジュール表を作る
スケジュールを組む際に、こちらのテスト勉強スケジュール表を準備しましょう。
>>PDFはこちら
こちらはご自由に印刷していただきご利用いただいて問題ございません。
①前回のテストの点数の確認&今回の目標点数を決める
まずは前回のテストの点数を振り返りましょう。
そしてそれを踏まえて今回のテストの目標点数を決めましょう。
人は具体的な数字を把握することで意識にも変化が出ます。
必ず前回のテストの点数と今回のテストの目標点数を数字化しましょう。
目標点数は人それぞれだと思いますが、目安としては前回の点数プラス10〜20点にすると良いでしょう。
②やるべき範囲の確認
次にテストで出題される範囲、いわゆるテスト範囲の確認をしましょう。
もちろんテスト範囲は学校から紙で配られ、それを見れば分かります。
しかし自分で字で起こすことによって、改めてその範囲がどれくらい多いのか少ないのかが把握できます。
③いつまでにどこまで進めるか計画する
そして次にテスト範囲(やるべき範囲)をいつまでにどこまで進めるか考えましょう。
全体範囲を確認するだけでは、いつまでも取り組まずに前日の一夜漬けという最悪な勉強をしてしまいがちです。
そこでテスト範囲を具体的にいつまでにどこまでやるか可視化しましょう。
④テスト前日は勉強しない
よく「テスト前日に勉強する」とか「一夜漬けで乗り切る」とか聞きますが、テスト勉強においてこれは最悪な行為です。
むしろテスト前日はそこまで勉強しない方がいいのです。
野球やサッカーの大切な試合の前日は怪我をしたり披露を貯めないように、軽めに練習をしますよね。
それと同じです。
勉強も前日は軽くするべきです。そうするためには前日までにテスト範囲をしっかりと勉強し終えている必要があります。
まとめ
この記事ではテスト勉強のスケジュール管理について説明してきました。
テストが近づくと学校からテスト範囲が配られると思います。
もちろんそのテスト範囲表を確認するとは思いますが、その範囲表をもとにテスト勉強のスケジュールを組みましょう。
いつまでにどこまで勉強しなければいけないのかを明確にすることによって、計画的に勉強を進めることができ、テスト先日の一夜漬けのような事がなくなります。
またスケジュールを組んで管理することにより、現在のテスト勉強の進行状況と残りを認識することができ、効率的なテスト勉強をすることができます。
>>PDFはこちら
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