テスト1週間前までにテスト範囲を勉強し終わらないことの危険性

みなさんのお子様の学校はテストのどれくらい前から部活が休みになりますか。

多くの学校はテスト1週間前から休みになると思います。

そして学校の先生や部活の顧問からはテスト1週間前からは必死で勉強しろ、そう言われると思います。

 

確かにテストに向けてしっかり勉強することはとても大事です。

しかし、結論から申しますとテスト1週間前からの勉強では既に遅いのです。

部活でも同じです。

日頃全く練習せずに大会1週間前だけ必死で練習しませんよね。

理想は1週間前までにはテスト範囲の一通りを既に終わらせてることです。

生徒にそう言うと、よくこう言い返されます。

「1週間前にならないとテスト範囲が発表になりません。」

「まだテスト範囲が発表されてないので勉強できません。」

確かにそれは最もです。

しかし、テスト範囲が全く分からないということはないと思います。

例えば中間テストで範囲が1~10までだとすると、期末テストはおそらく11~だと予想が出来ませんか。

多くの学校、先生はこの方式です。

もちろんテスト範囲が15~となる可能性もあります。

だからと言って勉強した11~14が無駄になるという訳ではないですよね。

 

テストでいい点を取ろうと思ったらテスト1週間前までにひと通りテスト範囲を終わらせ全体を把握します。

そしてラストの1週間で分からないところを徐々に埋めていきます。

それが理想的なテスト前に勉強法です。

 

もう一つこの勉強法のメリットがあります。

それはテストの際の提出物を早く終わらせることによって、提出ミスをなくせることです。

よくこういう生徒がいます。

「ワークを終わらすために3時まで勉強してた」

「明日テストなのに、まだ全然ワークが終わっていない」

正直、こんなことあってはならないのです。

まず3時まで勉強したら睡眠時間が十分取れず、テスト当日も眠くて頭が回らないということと、眠くて次の日のテスト勉強もおろそかになるという完全なデフレスパイラルです。

その結果、また3時位まで勉強にすることになりその次のテストにも響くとなります。

こんなことをやっていては、いつまでたっても良い点数は取れません。

良い点数を取れたとしてもそれは結果オーライのその場凌ぎです。

 

テスト勉強もスポーツも基本は同じです。

日頃からの練習が大事なのです。

大事な試合の1週間前だけ必死に練習してもいい結果は得られません。

テストの1週間前だけ必死に勉強しでもいい点数は取れません。

いい点数を取るためには日頃からしっかりと毎日勉強することを心がけましょう。




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