2月も中旬になって、各都道府県の高校一般入試が迫っています。早いところでは既に終わったところもあります。
入試直前ということで受験生は必死になって勉強をしている頃だと思います。朝から晩まで勉強している受験生も少なくはありません。
そこで本記事では入試を直前に控える受験生が、入試直前にすべきこと3つについて説明していきます。
入試直前対策:①ひたすら復習をする
受験で少しでも高得点を取ろうと意気込み、この時期からでも新しい問題や知識を習得しようと考える受験生がいます。その気持ちは分かるのですが、しかしそれは控えましょう。
入試直前のこの時期はひたすら復習を繰り返しましょう。今まで解いた問題やまだ少し不安がある問題を中心に取り組み、それらを完璧に解けるようにしましょう。
今から新しい問題に取り組んで、その問題を完璧にこなせるようになるには遅すぎます。むしろ中途半端にとりかかると解き方や知識が完璧に定着せず、他の問題にも悪影響を与えてしまい逆効果になりかねます。
サッカーや野球のスポーツでも、大事な試合の前日になっていきなり戦術を変えることはしないですよね。受験もそれと同じです。
そのためこの時期は今まで勉強したことの復習に取り組み、確実に点を取れるように対策をうちましょう。
入試直前対策:②受験と同じスケジュールで勉強する
以前別の記事でも紹介しましたが、入試直前対策の二つ目は受験と同じスケジュールで勉強すると言うことです。受験と同じスケジュールで勉強することにより、受験本番と同じ流れを体に覚え込ませます。
例えば東京都の高校入試のスケジュールは下記のとおりです。
国語 | 9:00?9:50 |
数学 | 10:10?11:00 |
英語 | 11:20?12:10 |
昼食 | |
社会 | 13:10?14:00 |
理科 | 14:20?15:10 |
1科目50分の試験時間で、試験と試験の間には20分の休憩時間があります。午前中に国語、数学、英語があり、午後に社会と理科があります。
受験直前はこのスケジュールと同じように勉強をしましょう。受験と同じスケジュールで勉強することにより、体に受験本番のリズムを覚えさせます。
人間はいつもと違う環境やリズムになると、本来の力を発揮できないことが多々あります。例えば英検のように何回もチャンスが有るものは良いのですが、受験は一度きりの大イベントなので失敗は許されません。
普段から受験本番と同じスケジュールで勉強することにより受験本番のリズムを体に覚えさせ、受験本番で本来の力を発揮できるように準備を整えましょう。
入試直前対策:③よく休むこと
入試直前の対策の3つ目としてよく休むことです。
入試の直前ということもあり、受験生は最後の追い込みとしてかなり頑張ります。生徒によっては夜中遅くまで勉強して、次の日も朝早く起きて勉強するという生徒もいます。
それは決して悪いことではないのですが、受験の直前にすることではありません。そんな無理をして受験当日の体調に影響しては大変です。
この時期は勉強をしたい気持ちも分かるのですが、しっかり体を休めるということも非常に重要です。体調が優れない状態で受験を迎えるのと、体調を万全にして受験を迎えるのとでは結果にかなり影響します。
夜中遅くまで勉強するよりは、夜は早く就寝し朝早く起きて勉強するほうが効率は良くなります。
まとめ
上記で受験生が入試直前にすべき対策として①ひたすら復讐をすること②受験と同じスケジュールで勉強すること③よく休むことの3つ挙げました。
この時期は受験生はとてつもないプレッシャーと不安に襲われ、精神的にはかなり参っている状態です。そのためしっかりと休養を取ることも大切です。
今無理をして受験本番に体調を崩し、本来の力を発揮出来ずに受験に失敗したら一生後悔します。しっかりと休みを取りつつ、今出来る最前の対策を行い受験に臨めるように心がけましょう。
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