ついに就活解禁!就活生に意識して欲しい3つのこと

就活生就活

2016年も3月になり、ついに大学生や専門学生の方の就職活動が解禁しました。

就活生のほとんどは多くの不安を抱えていると思います。実際私も学生時代に就職活動でかなりの苦労をしました。

私は就活生の家庭教師もしています。この記事はそんな就活生の方に向けた記事です。就活生に意識して欲しいことを説明してきます。

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ついに就職活動解禁

2017年卒の就職活動スケジュール

上の図はリクナビで紹介されていた2017年卒の就職活動スケジュールです。大学3年生はついにこの時期がやってきました。

先日3月1日からリクナビやマイナビなどの就職活動サイトがオープンとなり、企業へのエントリーが開始になりました。大学3年生や専門学生の多くはこの就職活動に立ち向かうことになります。

サークルの先輩などから聞いているかと思いますが、就職活動はかなり辛いです。身体的にも精神的にもかなり追い込まれます。そして経済的にもかなりの負担になります。企業の説明会会場までの交通費は積み重なればかなりの額になります。

就職活動がうまく行かずに自殺を考える人がいるくらい就職活動は人生の中でも大きなイベントになります。

実際私も就職活動ではかなり苦戦しました。私の就職活動に関しては後に軽く紹介します。

まずは3月にエントリーが開始になった影響を説明していきます。

3月中のエントリー締め切りが多い

就職活動はスピードが勝負です。

なぜそこまでスピードが求められるかというと、社会に出てからも仕事においてスピードが必要になるからです。社会でスピードが無い人間は必要とされません。それくらいスピードというものは社会では必要とされます。

そのため就職活動のときからスピードを求められるのです。

企業によっては3月中にエントリーしなければ、もう選考に進むことは出来ないという企業もあります。

おそらく今この時期までには自己分析は終わっていると思います。その自己分析を元に自分の気になる企業や業界を幅広くチェックしましょう。

そして自分の志望業界や志望企業を見定め、エントリーを行いましょう。エントリー自体は数多くしても問題は無いので、特に気になる業界に関しては多くの企業へのエントリーを行いましょう。

ES・履歴書の提出が集中する

エントリーが終わると次はESや履歴書の提出です。ESや履歴書は中々の労力を必要とします。

そのため、ESと履歴書の提出企業をしっかりと絞ることを心がけましょう。テキトーにESや履歴書を書いても選考に通ることはありません。企業の選考官は今までに相当数の就活生を見て来ています。そのためESや履歴書を見ればその就活生の力の入れ具合が分かります。

しっかりと内容を考えて、また企業ごとに内容を変える必要があるので、そこまで多くの企業にESを出す必要はありません。

就活生の平均としては約20社にESを送っており、実際私もそれくらいでした。

ESは数打てば当たるというものではありません。数を絞り、内容を考えて提出する必要があります。

早い企業では面接などの選考が始まる

企業によりますが、もう3月から選考を開始する企業も出てきます。特に中小企業の選考時期はかなり早いです。

中小企業は大企業に良い就活生を取られないように、選考を早く進めます。そして有能な就活生には早々に内定を出します。

もちろん就活生は内定を取り消すことが出来ます。

筆者の学生時代の就職活動

それでは私の就職活動を軽く紹介していきます。今の時代とは違う部分もありますので、あくまでも参考までにご覧ください。

私の学生時代の就職活動

私の学生時代の就職活動は今の就職活動と比べてかなり早い段階から動き始めていました。

今は大学3年生の夏くらいからインターンシップに参加し、自己分析や業界分析などを進め、自分に合う業界や仕事を探します。そして3月からエントリーが始まり、徐々に選考も始まっていきます。

しかし私の時代は大学3年生の夏にインターンシップがあったのは同じですが、選考は10月から始まりました。

そして早い学生は大学3年生の12月には内定が出ていました。

今の就活スケジュールに比べると、内定が出る時期は半年以上も早かったのです。大学生は3年生になると勉学どころではなく、就活の方に頭が向いていました。

最初の面接はボロボロで、挙げ句の果てには説教をされた

私の最初の面接は大学3年生の12月でした。

正直この頃の就活は完全に舐めていました。最初は練習だからその場の雰囲気などを味わおうという、最悪な考えでした。

こんな舐めた考え方で最初の面接に臨みました。こんな考え方をしていたので、あまり企業研究をせずに面接に臨みました。今考えると最悪の行為です。

もちろんそんな面接はうまく行くはずはありません。面接官からの質問には的外れな回答ばかりで、論理的な回答も出来ず面接官は途中からやる気がなくなっていたのを見て分かりました。

そして挙げ句の果てには面接官から説教をされました。そんなんじゃどこからも内定をもらえないよ、就活をなめていると。

考え方が甘すぎた

私は中々思うように就職活動を進めることが出来ませんでした。当時は上手く行かない理由が分かりませんでしたが、社会人になった今となってはその理由が少しずつ分かって来た気がします。

その理由の一つは社会に対する考え方が甘かったということです。つまり考え方が学生の考え方のまま就活をしていたということです。

学生の考え方とはどういうことか。就活生の中には楽しく働きたい、好きなことを仕事にしたい、プライベートと仕事はきっちりと分けたい、と思う学生が多いと思います。私も就職活動中はこのように思っていました。

しかしこの考え方は全て甘いです。

1人で行動しすぎた

就職活動がうまく行かなかった理由の二つ目は1人で行動することが多かったということです。

私は学生時代は法学部に属していました。法学部の場合、人気のある就職先の業界は金融系、特に銀行になります。メガバンクや都市銀、地銀がかなり人気で、私の学部の友人もほとんど金融系を希望していました。

その中で私は教育業を含めサービス業を希望していました。そのため周りの学部生とは少しレールの違う方向へと進みました。

そのため周りの学部生とはあまり情報共有が出来ず、中々うまく対策が出来なかったのを今でも覚えています。

また私はサークルに所属していなかったので、他学部との関わりが多くはありませんでした。それも就活がうまく行かなかった要因でもあります。

やはり他学部の友人とも情報交換を行い、様々な業界の情報を仕入れることが就活がうまく行くコツでもあります。

東日本大震災が起こって、新卒採用が中止に

2011年3月に東日本大震災が起こりました。そのことが就職活動にどう影響するかはもうお分かりだと思います。

東京でも震度5の揺れを記録し、交通機関は全てストップし自宅に帰ることが出来ないいわゆる帰宅難民も話題となりました。

東日本大震災はかなり大きな地震で企業の経営にもかなりのダメージを与えました。その結果、新卒採用を急遽辞める企業が続出しました。既に内定を出していた企業が内定を取り消すという事体も多くありました。

私の志望していた企業も新卒採用の取り消しや大幅縮小ということになりました。しばらく交通機関も復活はしなかったので、説明会の会場まで駅から1時間歩いて向かったということもありました。

最終的に内定は3つ獲得

私は最終的には内定を3つ獲得することが出来ました。旅行業界と教育業界と保険業界の3社でした。

就活生に意識して欲しいこと

それでは私の就職活動の経験と社会人からの視点を踏まえて、就活生に意識して欲しいことを説明していきます。

期日はしっかりと守る

まず第一に社会人としての基本である、期日をしっかりと守るということです。なんだ当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、これが意外と守られないことが多いのです。

例えばエントリーしようと思ってチェックしていた企業のエントリーをし忘れた。気になる企業のESを出そうとしたら既に提出期日後だった。面接に遅刻する。

この辺りはよくある話です。特に面接に遅刻なんてしたら確実にアウトです。たとえ電車が遅れたという理由でもダメです。社会人は電車が遅れたり、何かハプニングがあることを見越して行動しなければいけません。

それくらい期日を守るということは当たり前のことですが、とても重要なことなのです。

就活生はまず期日を守るということをしっかりと意識する必要があります。

1人ではなく複数で対策を

就活の対策はかならず1人ではなく複数人で行いましょう。

なぜ1人ではなく複数でするかというと、1人では気付かないことに気付くからです。つまり主観的ではなく、客観的な視点で就活を進めることが重要になります。

例えば自己分析の場合ですと、自分で自分のことを研究しますが、そこには主観的な考えしか出てきません。そこに客観的な視点を入れてやることで、より深い自己分析をすることが出来ます。

また自分では気付かない自分の長所・短所が分かります。

やりたいことではなく、出来ることを考える

そしてこれが私が就活生に一番意識して欲しいことです。それはやりたいことではなく、出来ることを仕事にするということです。

学生はどうしてもやりたいことをまず考えて、そのやりたいことが出来る企業はどこか探します。これは決して良いことではありません。

やりたいことはあくまでも趣味です。その趣味を仕事にしてはいけません。仕事は給料をもらって会社に貢献しなければいけません。給料をもらうということは、つまりお客様からお金をもらうということです。

お客様から給料をもらって仕事をする以上、やりたいことを仕事にするということでは筋が通りません。

仕事を選ぶ際にはやりたいことではなく、出来ることを考えるようにしましょう。

まとめ

この記事では私の就職活動の経験、そして就活生の家庭教師の経験を元に、就活生に意識して欲しいことを説明しました。

就活はかなり厳しい世界です。精神的にかなり追い込まれます。決して1人で不安を抱え込まずに、友人たちと協力し合い就活を進めることを意識しましょう。

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