【勉強嫌いな中学生、高校生に見てほしい!】大学はもちろん、専門でも就職でも基礎学力は必要になる

【勉強嫌いな中学生、高校生に見てほしい!】大学はもちろん、専門でも就職でも基礎学力は必要になる

高校生や中学生の中には、なぜ学校で勉強しなければいけないのかと疑問に思っている生徒も多いと思います。

私もよく生徒から「なぜ勉強しなきゃいけないの?別に勉強しなくても生きていけるよ」と言われることがあります。

確かに勉強しなくても生きてはいけますし、勉強しなくても罰せられることはありません。

しかし勉強は今後の人生において凄く重要になってきます。

この記事では勉強しないとどうなるのか?、なぜ基礎学力は重要なのかを説明したいと思います。

基礎学力はどの進路でも必要!

学校の先生や親からは勉強をしっかりするように言われることが多々あるかと思います。

特に高校の先生からは、高校を卒業するまでに基礎学力を身につけるようにと言われることが多いと思います。

しかし勉強を好んで行う生徒は決して多くなく、また勉強するよりyoutubeを見たり友達と遊びたいと思う生徒は多いと思います。

極論、勉強しなくても生きてはいけます。

実際に私の知人にも最終学歴は高卒だけど起業してしっかりと稼ぎを得ている社長さんもいます。

最近ではyoutuberのように、面白いことをしてお金を稼ぎたいから勉強はいらないと思う生徒も増えているように実感します。

そういう環境にあると確かに勉強はいらない、基礎学力は必要ないと思うかもしれませんが、生きていく上で基礎学力はかならず必要になってきます。

いつ基礎学力が必要になる?

ではここからは高校生の各進路において、どの進路のどういった場面で基礎学力が必要になるのか説明していきます。

大学

大学
大学

2019年11月段階で、大学は日本全国に約760ありますので大学によって異なりますが、基本的には大学の入学試験いわゆる入試の段階で基礎学力が必要になります。

正直のところ、2020年度(2019年〜2020年3月まで)までの大学入試だと指定校推薦やAO入試、公募制推薦で学力が必要とされない入試もありました。

基礎学力が必要とされないので、特に勉強が嫌いな生徒は指定校推薦を狙っていたかと思います。

しかし2021年度から新入試が始まり、どの入試形態でも基礎学力が必要とされます。

一般入試はもちろんのこと、指定校推薦やAO入試でも基礎学力が必要とされます。

※一般入試は一般選抜、指定校推薦は学校推薦型選抜、AO入試は総合型選抜と名称が変わります。

もちろんどのような形で基礎学力が求められるのかは大学によりますが、いずれの入試形態でも基礎学力が必要になることは確かです。

専門学校

専門学校
専門学校

多くの専門学校では入試の段階で基礎学力は求められません。

そのため、多くの高校生は「専門に行くから勉強はしなくても良い」、「大学に行ってまで勉強したくないから専門がいい」と考えます。

しかしその考えは大きな間違いです。

確かに専門学校は入試の段階では基礎学力はあまり求められないかもしれません。

しかし専門学校は入学してからの勉強についていくために基礎学力を必要とします。

のちほど触れますが、高校を卒業して大学や専門学校に進学した学生たちの約2割は進学してからの学業不振で学校を中退しています。

せっかく専門学校に進学したのに、基礎学力の不足から周りの勉強についていくことが出来ず、中退している生徒が多いのです。

そのため、仮に入試で基礎学力が必要なくても入学してからのためのために基礎学力を身に着けておく必要があります。

就職

就職
就職

就職試験の場合、企業によって基礎学力を必要とする場合とそうでない場合がありますが、高卒の就職試験の場合、ほとんどが基礎学力を必要としないケースになります。

そのため、高校生からすると就職するから別に勉強しなくてもいいと勘違いしてしまいがちです。

しかしそれは決して正しくはありません。

大人になって社会に出るとわかるのですが、会社に入って仕事を進めていく上で基礎学力は必要となります。

確かに仕事に基礎学力が直結することは多くないと思いますが、作業をする上での基礎知識や取引先の人とのコミュニケーションにおいて基礎学力は必要となります。

また昇進試験を受ける際にも基礎学力が必要となることが多くあります。

したがって高卒で就職する生徒も基礎学力は必要、つまり高校ではしっかりと勉強をする必要があります。

勉強しないとどうなる?

ここまでどの進路でも基礎学力が必要なこと、また各進路でいつ基礎学力が必要になるのか説明してきました。

しかし専門学校や就職を進路として考えている高校生は、まだ先の話だからイメージできないこともあるかと思います。

ではここからは勉強しないとどうなるのか説明をしていきたいと思います。

①学歴で不利になる

最近の社会は学歴社会では無くなってきていると言われます。

確かに以前よりは就労環境が変わり、終身雇用を廃止する企業が増えて学歴社会ではなく実力社会と言われることが多くなっています。

また学歴社会ではなく学力社会、つまりいかに会社に対応できるか、いかに上司の言うことを吸収して仕事に生かせるかが重要です。

しかしいくら学歴社会は無くなってきたと言っても、実際のところは学歴社会は残っています。

特にいわゆる大手企業は学歴社会の色が残っています。

仮にそういう会社に入社した場合、学歴が優れていないと周りからバカにされたり悪い意味で一目置かれます。

また学歴が故に昇進が難しかったりすることもあります。

したがって将来、大手企業に就職を考えている人、またはその会社でどんどん昇進して給料をたくさんもらいたいといる人は学歴を考えることが必要となります。

②生涯賃金が低くなる

勉強をしないと中卒や高卒で社会に出ていまう生徒もいると思います。

その場合、進学した大学生に比べ生涯稼げる金額が低くなります。

これから下記の3つの表をお見せします。

・生涯賃金

・生涯賃金(非正規社員)

・生涯労働時間

独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査によると、各進路の生涯賃金は下記の表のとおりです。

まずは生涯賃金の表です。

生涯賃金(60歳まで注、退職金を含めない、2016年)
生涯賃金(60歳まで注、退職金を含めない、2016年)

ご覧いただいたとおり、大学卒の生涯賃金が中卒や高卒に比べ6000万から7000万円ほどの差が出ています。

また専門や短大と比較しても圧倒的に大卒の方が生涯賃金は高くなっています。

次に非正規社員の場合の生涯賃金のひょうです。

生涯賃金(非正社員 60 歳まで注、退職金を含めない、2016 年)
生涯賃金(非正社員 60 歳まで注、退職金を含めない、2016 年)

先程お見せした生涯賃金とかなりの差がありますね。

最近の若い人はよく責任を取りたくないから正社員にならず契約社員や派遣を望む人もいます。

ただ非正規社員の場合、生涯賃金はかなり違ってきます。

中卒の場合は約5000万円、大卒の場合は約1億円も違ってきます。

最後に生涯労働時間の表をご覧ください。

生涯労働時間(2017年)
生涯労働時間(2017年)

ご覧の通り、中卒から大卒にかけて労働時間は短くなっています。

早く社会に出たらその分労働時間は増えるので、良く分かるデータかと思いますが、一つ考えたいのは生涯賃金との相関です。

生涯賃金は大卒になるかけて高くなる、一方で生涯労働時間は大卒になるにつれて短くなる。

つまり高卒はかなりの時間をかけて働いて約2億円、大卒は高卒より短い労働時間で約2億7000万円の生涯賃金になります。

③進路の選択肢が減る

勉強をしない、基礎学力がないと進路の選択肢が減ってしまいます。

これもあまりイメージができないかと思いますので、スポーツに例えてみたいと思います。

例えば野球の場合、日頃から一生懸命練習をしていれば、いざ試合で本職のポジション以外で出場できることもありますよね。

勉強もこれと同じです。

日頃からちゃんと勉強をして基礎学力を身に着けておけば、もし第1志望の大学に合格出来なかったとしても、他の大学に合格できるチャンスはあります。

また仮に入試やテストで得意科目でミスをしても他の科目でカバーできることもあります。

また最近の高校生は一般入試を避ける傾向にあり、入試の順番としてはAO→公募制推薦→一般受験と考えている生徒が多いです。

しっかりと日頃から勉強をしていれば仮にAOでも公募制でもだめだったとしても一般受験で対応できます。

しかし勉強していないとAOと公募制がダメだったらアウトです。

④進路先で困る

①から③まで勉強しないと困ることを説明してきましたが、結局は勉強しないとどの進路を選んだとしても困ります。

大学生や社会人になると良く分かるのですが、中学校や高校のときに勉強しておけばよかったと多くの人が思います。

私も中学生の頃にもっと勉強しておけばよかったと思うことはよくあります!

どの進路でも困らないように、この記事を読んでくれた中学生や高校生には勉強をして基礎学力を身に着けてほしいと思います。

まとめ

この記事では勉強をしないとどうなるのか、基礎学力を身に着けないとどうなるのか説明をしてきました。

特に勉強が嫌いな中学生や高校生には読んでもらい、一人でも勉強のやる気が出ればいいなと思います。