巨大化する就活サイトと就活生とのミスマッチを防ぐ方法とは

巨大化する就活サイトと就活生とのミスマッチを防ぐ方法とは

この記事ではどんどん巨大化する就活サイトに対する記事を元に、記事の内容を引用し細かく見ていきたいと思います。

巨大化する就活サイトの「出会えない」ジレンマ(前編)

2016年4月12日に毎日新聞から以下の記事が公開されました。

<くらしエコノ総研>巨大化する就活サイトの「出会えない」ジレンマ(前編)

就活サイトに掲載する企業の数が増えすぎて、企業と修勝生徒のミスマッチが増えているという記事です。

この記事を下記でさらに細かく見ていきたいと思います。

就活サイトに掲載される企業がかなり増えている

17年卒採用向け就活サイトが一斉に情報掲載を始めた3月1日、人材業界関係者の目を引いたのは、リクルートキャリアが運営するリクナビの掲載企業数だ。前年より約1万社多い2万2640社とほぼ倍近く伸びた。もっとも15年卒採用から2年連続首位だったマイナビ(マイナビ運営)も1万7150社で前年より19%増、キャリタス就活(ディスコ運営)も1万3120社と同16%増と堅調で、大手3サイトの延べ数でみればここ5年で4倍以上伸びている。

ここ最近、マイナビ、リクナビ、キャリタスの3大就活サイトに掲載する企業の数が増えています。

特に中小企業の掲載数が急激に増えているそうです。それくらい中小企業も新卒採用に注目しているということです。

就活サイトの巨大化が就活生の募集の拡大に繋がる

だが、ここ数年は、就活サイトの巨大化がかえってミスマッチを招いているという批判も強まってきた。人気企業には数万通のエントリーが殺到し「母集団が大きすぎて絞り込めない」状況を生み、逆に、認知度の低い中堅中小企業は大量の情報のなかで埋没し「母集団が集まらない」悩みを抱える。学生も、選択肢が多すぎて企業探しに迷い、大量のエントリーを送り続けても連戦連敗となるケースもある。

就活サイトの巨大化が進んだ結果、人気企業には何万通もの応募、エントリーシートの提出がある一方で、中小企業は大量の情報の中に埋没してしまうという内容です。

最近の就活生は今まで以上に安定志向で、さらに大手志向が強くなっています。

そのため大手や有名企業にはとりあえずエントリーして、とりあえずESも提出してという風潮が広まっています。

実際に私が指導する就活生にも、こういう考えの就活生が多いです。

決して大手や有名企業にエントリーすることが悪いと言っている訳ではありません。

闇雲にエントリーすることが良くないのです。そこまで興味の無い企業にエントリーしてESまで提出となると、ESを書く就活生の労力も増えることになり、またそれを判断する企業側の労力を増やすことにもなります。

そのため、エントリーはまだ良しとしても、ESや履歴書の提出は企業を絞って行う方が得策と言えます。

就活の超短期化時代へ突入

17年卒採用でさらに懸念されるのは、日本経団連の指針改定による日程変更の影響だ。企業説明会など「広報」開始は16年卒採用と同じ3月だが、面接など「選考」開始は8月から6月へと2カ月前倒しになった。「短期決戦」で学生は企業・業界研究や仕事理解が深まりにくくなることが予想されている。売り手市場のなか、学生の大手企業志向は強まっており、人気企業や人気職種にエントリーや説明会予約が集中し、ミスマッチが拡大する可能性がある。

毎年就活生を悩ませているのが経団連の決定事項です。

ここ最近では就活生の学業を重視させるという理由で、就活時期を遅らせています。

しかし実際のところ、ほとんどの就活生は時期が遅れたことに不満を持ち、学業に専念出来ないと嘆いているのが現実です。

また企業の広報開始が3月で企業の選考が6月から始まるということになり、就活生はこの3ヶ月で自分にある企業を見つけ、企業研究まで行う必要が出てきました。

以前は8月から選考開始で、広報開始から5ヶ月の期間があったので、それに比べると2ヶ月も短くなりました。

このことが就活の超短期化を呼び、さらに企業と就活生のミスマッチを招くという事体が懸念されています。

巨大化する就活サイトの「出会えない」ジレンマ(後編)

上記で就活サイトの巨大化が招く企業と就活生とのミスマッチの増加について見てきました。

下記ではその記事に対する後編について見ていきます。

巨大化する就活サイトの「出会えない」ジレンマ(後編)

マイナビと「情報の質」、リクナビは「サイト機能」を強化

そこで重視するのは「企業情報の質や濃さ」だ。マイナビの担当者が個々の企業の持つ魅力を企業とともに考え、文字情報や映像、説明会の手法などその情報発信の仕方をサポートするなど、採用に関する課題解決型のソリューションを提供していることが大きいという。埋没しやすい中小企業ほどそうした客観的な視点やサポートを必要としている。「サイトで企業を見つけたとしても、何か心に引っかかるものがないと学生はエントリーしない」(粟井部長)。その入り口の支援が重要とみる。

マイナビは情報の質を強化して、企業と就活生とのミスマッチを防ぐ狙いをしています。

情報の質を高めることは重要だと思います。しかし気になるのはその情報はあくまでも会社がアピールしたい情報を、就活生に対して一方的に開示している点です。

企業のアピールしたいポイントと、就活生の知りたい情報にギャップがある故にミスマッチが起こっているのだと思います。

情報の質を高めるには、いかに就活生の目線での情報を増やすかがポイントになるのではないでしょうか。

企業情報の検索機能やデザインなど使い勝手を大きく改善させ、学生が希望条件などで検索していけば、50社以内に絞り込めるよう精度を高めた。50社は学生が把握できる現実的な数字だ。また、ビッグデータ解析から志望や志向をもとにそれにマッチする企業情報も表示する。「学生には『使いやすい』と好評だ」という。

リクナビは希望条件で企業を50社以内に絞り込めるように機能を改善しました。

企業を数十社に絞り込めるのは良いと思うのですが、結局のところ就活生はあまり名の聞かない企業へは興味をしましません。

キャリタスは「サイト、イベント、新卒紹介事業の3サービス」をベストマッチさせる

売り手市場のなか、イベントの需要は高い。企業は説明会やセミナーなどリアルな場に学生を誘導し、自社の魅力を伝えたいと考える。学生も社風や職場の雰囲気、働きやすさなど言語化しにくい情報を求める傾向が強まっている。14年卒から企業担当者と学生が気軽に話せる立食形式の「ソーシャルパーティー」を導入するなど、そうしたニーズを、先駆けて取り込んできた。

 新卒紹介は、専門コンサルタントが、学生と面談してその強みや適性を判断し、企業に紹介する。自分のキャリア観がなかなかつかめない学生層向けだ。学生や企業の層にあわせ、サービスを組み合わせることで、マッチングの精度を高める狙いだ。

この就活サイト3社の中で、この記事を見る限りではキャリタスが一番、企業と就活生のミスマッチを失くそうと意識しているように思えます。

ソーシャルパーティなどはその典型例ではないでしょうか。

3大就活サイトだけでは不十分、自分に合った就活サイトの活用

就活サイトは上記でも紹介したマイナビ、リクナビ、キャリタスが3大就活サイトとして認知されています。

就活生の中にもとりあえずこの3つに登録しておけばどうにかなるだろうと考えている就活生もいると思います。

確かに何とかなるには何とかなりますが、記事にもあったように、就活サイトへの掲載企業の数が膨大に増え、その結果企業と就活生とのミスマッチが増えています。

それを防ぐためにも企業のリアルな面を見るとともに、3大就活サイト以外の就活サイトも活用すべきです。

今は企業が採用情報を公開し、それを就活生が見て応募する以外の就活ルートもあります。

先日公開した記事をぜひご覧ください。

http://good-education.jp/shukatsu-site

まとめ

この記事では巨大化する就活サイトと就活生の関係について見てきました。

せっかく汗水たらして獲得した内定なのに、入社してからやっぱり違ったという結果になっては遅いです。

入社する前から企業の真の部分を見抜く必要があります。

そのためにも3大就活サイト以外の就活サイトを活用したり、その企業の社員の方との交流を増やし、企業の真の部分を見るようにこころがけましょう。