子どものやる気を引き出すにはどうしたらいいか。
よくやる気スイッチという言葉を耳にするが、基本的にいきなりやる気マックスになることはまずないです。
そんな簡単なことであれば、ひたすらやる気スイッチを探せば良いですよね。
しかし実際はそんな甘い話はありません。
そもそもやる気を出すというのは偶然的なものなのか、それとも必然的なものなのかという問題があります。
偶然的なやる気の発見というのは、何かきっかけがやる気を引き出します。
例えば
しかし、これには問題があります。
それは何もきっかけが現れなければやる気が一向に出ないということです。
せっかく勉強の才能があってもやる気が出なければ意味がないですよね。
そこで私が推奨するのはやる気を必然的なものにしてやることです。
やる気が出るのを待つのでなく、こちらからやる気を引き出してやるのです。
ではどうしたらやる気を引き出せるのか。
ここで皆さんに質問です。
自分の興味のないことに対して、いきなり頑張れと言われたらどうしますか。
何も知らないのにやる気を出して取り組むことが出来ますか。
例えばマラソンに全く興味がないのにいきなり頑張れますか。
おそらく無理でしょう。
まずはマラソンをすることによってどうなるのか知りたくないですか。
マラソンをすることによって体力がつく、健康にもいい、大会にも出ることが出来る、朝出勤する前に走って朝方人間になることも出来る。
マラソンには他にも魅力があるとは思いますが、すぐ思いつくのは以上のことではないでしょうか。
以上のようないくつもの魅力を知れば、少し興味を持ちませんか。
そして大事なのはまずやってみることです。
1キロでも10分でもいいので、まずはやってみてください。
そして少しでも出来ると、次はもっと良い記録を出そう、もっと長く走ろうと目標を見つけます。
お分かりになりましたか。
これがやる気に繋がるのです。
まずはやってみることが大事なのです。
まず簡単なことでもいいのでやってみる。
それが出来ればどんどんステップアップしていく。
これがやる気の創造に繋がるのです。
勉強においても同じです。
子どもは勉強と聞くだけで拒否反応を起こし、やってみることもしません。
子どもは勉強=義務だと思っている場合が多いです。
勉強をすることにより何が得られるのか、それを知らなければ勉強をする気にもなりません。
まず私たち大人が出来るのは勉強をすることにより、何を得ることが出来るのかを教えてあげることです。
勉強することにより自分の好きな生き方が出来る、いい点数が取れる、良い大学に行ける、好きな企業に就職できることが出来るなど。
勉強することの意義を教えてあげてください。
そうしなければ勉強のやる気なんておきません。
従って勉強もしません。
勉強のやる気を引き出すには勉強をすることにより何が得られるのか教えてあげてください。
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